漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
来年は大学受験なのに生理になると「たちくらみ」となったりフラフラしたりします。病院で診てもらったら少し貧血気味とのことでした。心配した母が普段、祖母の「かかりつけ薬局・薬剤師」としてお世話になっている「すみれ漢方施薬院薬局」さんに連れて行ってくれました。
事前に基礎体温表と血液検査の結果を持参するようにとの事でしたので、それを見てもらいながら生活習慣と日々の食事の内容について訊ねられました。その時に薬局内で漢方薬を試飲させてもらいました。漢方薬独特の香りがありましたがイヤな感じはなく、飲めました。その時に「丸薬は飲めますか?」と訊ねられ「大丈夫」ですと言ったら同時に服用する丸薬を10丸飲みました。暫くするとお腹の中から気持ちよく温かくなりました。先生が奨められた漢方薬と丸薬を飲んでいたら次の月の生理の時には不快感が少なくなり半年ほど飲んでいたらまったく不快感が出なくなりました。時には生理痛のために飲んでいたら市販薬は不用となりました。
この学生さんは鉄欠乏性の貧血ではありませんでしたので主治医からは鉄剤は処方されていませんでした。
但し、朝食は食べられないとの事でしたので食欲が出る漢方薬を併用しながら「血の道」を調える伝統漢方薬と冷えを改善する漢方丸薬を併用しました。当初はなかなか朝食が食べられていませんでしたが次第に食欲がでるようになり毎日元気に朝食が食べられるようになったので食欲増進の漢方薬は中止として残りの漢方薬を続けて戴きました。半年ほどで生理期・低温期でも36℃を維持出来るようになったのと、生理になっても当初の不快感が改善したので1日2回を1日1回の服用にして今に続けています。
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